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ゴルフボールの種類と構造

ゴルフボールの種類と構造 ボール

ゴルフボールを選ぶとき、何を基準に選んでいますか?

・飛距離を重視
・スピン性能
・価格
・有名プロ使用球

など、各メーカーからさまざまな種類・価格のボールが販売されていますが、何となく選んでいたりしませんか。

そのボールが本当に自分に合っているのものなのか…
ゴルフボールを選ぶには、ボール特性について知ることが大切です!

まずは、種類・構造・ディンプルをついて説明していきます。

ゴルフボールの種類

大きく分けて
・スピン系
・ディスタンス系
・第三のボール

の3つのタイプに分かれます。

主に中級者から上級者に好まれるボールで、その名のとおり狙ったところへ、スピンで止めるためのボールす。

・ショートゲームでスピン量が多い
・構造は3ピース以上が多い
・打感は柔らかめ
・価格は高め

きくりん
きくりん

ボールコントロールができて、グリーン上でビタッと止めたい中~上級者向けと言えます。
半面、スピンがかかりやすいため、左右のミスが多い方にはお勧めできません。

ボールにかかるスピン量を適度に抑え、より遠くにまっすぐに飛ばすことを重視したタイプのボールです。飛距離をもっと出したい方におすすめです。

・スピン量が抑えられ
・より遠くへまっすぐ飛ぶ
・低価格な商品も多い

きくりん
きくりん

余計なスピンを減らし直進性を重視していることから、スライスやフックなどのミスが出る初心者から中級者におすすめです。

スピン量が少ないためグリーン上では止まりづらいといえますが、よほど硬く速いグリーンでなければ、十分な性能を発揮してくれます。

スピン系とディスタンス系、両方のいいとこどりしたタイプのボールです。

2014年ごろから発売され、ドライバーでの飛距離を伸ばしながら、ショートゲームではスピンも入り、狙ったところで止めるバランスがとれたボールです。

・直進性能とスピン性能を持つ
・表面のカバーと中心のコアともにやわらかめ
・価格は高め

きくりん
きくりん

スピン系とディスタンス系、両方の性能を兼ね備えているため、それぞれの性能に物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、飛ばしとスピンのバランスがとれたボールです。上昇志向のアマチュアから中高年層のゴルファーに人気です。

ゴルフボールの規格と構造

プロの世界やアマチュア競技の場などでは、各協会が認めた「適合球(公認球)」を使用しなければなりません。

適合球のゴルフボールとは

・直径:42.67ミリ (1.68インチ)以上
・重さ:45.93グラム(1.62オンス)以下


と定められており

・その他、球体としての対称性、初速、標準総合距離

など、ゴルフ規則に基づいてゴルフをプレーする際に使用する用具に適用される規定に合致していなければなりません。

ゴルフはその成功がプレーヤーの判断力、技術、能力によって決まる挑戦するゲームであるという原則に基づいています。

【雑学】
■「ラージボール」と「スモールボール」

約30年前までは、ラージボールとスモールボールが存在した。ラージボールは現在のボールと同じ大きさで、スモールボールは
・直径 41.15ミリ以上
・重さ 45.93グラム以下(ラージボール規格と同じ)
と、ラージボールと比べると直径で1.5ミリ小さかった。これは、ゴルフ発祥の地にある英国の競技団体R&Aがスモールボール、アメリカ競技団体のUSGAがラージボールと規格としたことから生じたことだが、1990年に日本のゴルフ協会であるJGAも、ラージボールに統一(スモールボール禁止)するまでは2種類のボールがありました。

■2028年からは「飛ばないボール」

2023年12月に全英オープン選手権などを主催するR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)は、飛距離抑制のためボールの新しい試験基準を2028年から導入すると発表した。いわゆる「飛ばないボール」。
ロングヒッターでは13~15ヤードほど飛距離減、平均的なプロフェッショナルツアーやエリート男子プレーヤーは9~11ヤードほど、平均的な女子プロは5~7ヤードほど飛距離減となることが見込まれまれるとのこと。
アマチュアゴルファーの飛距離への影響は最小(5ヤード以下)となることが見込まれるといわれています。

■コア


最近のゴルフボールの構造は多層化されており、一般的なボールは2層の「ツーピース」、価格が高めの「スリーピース」、メーカーによっては「4層」「5層」と技術を詰め込んで商品化しております。

各メーカーは、他社との差別化やボールの特徴を出すために、多層化して、飛び・スピン・フィーリングなど目指す性能に特化した優れたボールを開発しております。

■ディンプル


ゴルフボールの表面のカバーには、ディンプルと呼ばれる凹みがあり、空気力特性に大きく影響を及ぼします。

ボールは打ち出したのち、飛翔しているときは空気の抵抗を受けますが、ディンプルによって、抗力を低減させ、揚力を生んで飛距離を伸ばすことが知られています。

各ボールメーカーは科学的な見地から、ディンプルの数、くぼみの深さ・形などを研究し、ボールの特性に合わせた最大のパフォーマンスを発揮できるようにしています。

一説では、ディンプルの無いボールと比較した場合、2倍程度の飛距離が変わる実験結果もあるそうです。

最後に

ゴルフボールの種類・構造・ディンプルについての知識があれば、あとは、あなたのタイプと目的に合わせて選ぶだけです。

関連記事で、ゴルフのレベル、価格帯別に「ゴルフボールの選び方」を紹介しておりますので、そちらも参考していただければ幸いです。

ゴルフでより良い生活・人生に!!